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メタルジグとは【初心者のための釣り用語解説】

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こんにちは!うたです。

釣りをしていると初心者にはわかりづらい用語がたくさん出て来ますよね。

調べても、さらに新しい用語が出て来て余計混乱してしまう…

こんなことがないように、このブログでは初心者にもわかりやすい用語解説を行なっていきます。

今回はメタルジグとは?メタルジグの特徴、使い方まで詳しくご紹介していきます。

メタルジグとは

メタルジグとは釣りに使われるルアーの一つで、金属で出来たものを指します。

一般的にメタルジグを使った釣り方をジギング、ショアジギング、といいます。

ショアジギングの中でも、〜40、50gまでの軽めのジグを使う釣り方をライトショアジギングといい分けるときもあります。

いろんな場面に対応できる万能なルアーです。

メタルジグの特徴

1.遠くまで飛ばせる

まず一番の特徴はこれ。

メタルジグは大きさの割に重さがあるのでダントツで飛距離がでます。

探れる範囲が限られている陸からの釣りではこころ強いルアーです。

2.水深が深いところまで探れる

メタルジグは重さがあるので、素早く深いところまで探ることができます。

縦にも横にも広く探れるので、その分釣果UPにつながります。

3.風の影響を受けにくい

金属でできているため強風の日も使いやすいです。

他のルアーだと、ある程度の重さがあっても風を受ける面積が大きかったりするのでうまく扱えません。

あらゆる状況にも対応しやすいのもメタルジグのメリットですね。

4.耐久性が高い

金属製ですので壊れにくいです。

もし多少曲がったとしてもハンマーなどで叩けば元に戻ります。

岩などの多い過酷な釣り場でも気にせず使えるのはいいですね。

メタルジグで狙える魚

メタルジグは基本的に、小魚を餌とする魚(フィッシュイーター)であれば大抵対応できます。

青物、根魚なんでもござれ、です。

ただ、メタルジグも形や色、大きさがそれぞれ違うので、狙う魚が好んで食べそうなジグを選ぶようにしましょう。

メタルジグを使いこなすには?

広範囲を探ることができ、いろんな魚種に対応できる万能型のメタルジグですが、使いこなすには少しコツがいります。

使っていく上で少しずつ感覚を養っていってもらうしかないんですが、いくつか意識しておいてほしいことがあるのでまとめてみました。

タナを意識する

タナ=水深の深さ。「浅いタナに魚がいる」「深めのタナを狙うといい」といった使い方をする。

魚は、ある程度おなじ深さのタナに群れでいることが多いです。

メタルジグはいろんなタナを探れるのと同時に、今どの深さまでジグが沈んでいるのかを把握しておかなければいけません。

タナの感覚は実践して覚えておくしかないのですが、簡単にある程度のタナを把握できる方法があるので紹介しておきます。

ジグの着底

メタルジグが底に着底すると、ストンっという感覚が手に伝わって来たり、ラインが緩んだりします。

メタルジグの釣りの前提としてこの感覚を覚える必要がありますが、感覚だけを頼りにするのは中級者でも難しいです。

着底のタイミングを簡単に知る方法として、ジグを投げた後、ラインをピンと張った状態にして、ジグが底についてラインが緩むタイミングを見ておく、という方法があります。

サミング

ラインをピンと張る方法には、ある程度ラインを出した後にリールのベールを立ててもいいですが、サミングと呼ばれる方法を覚えておくと便利です。

サミングとは、リールから出ていくラインを指先で少し押さえておくことで、仕掛けに続くラインをピンっと張った状態にしておくことです。

竿を持つ手の人差し指で行うのが一般的ですが、慣れないうちは逆の手でリールの少し上のラインに指をかけておく、くらいでもいいですよ。

カウントダウン

メタルジグが着底するタイミングがわかるようになったら、次はタナがわかるようにしましょう!

オススメの方法はカウントダウンという方法。

言葉通りですが、メタルジグが着水してから、1,2,3…と数を数える方法です。

例えば、メタルジグが着水して10秒数えた時に着底したとします。

その場合に底を狙いたい時にはカウント9,10秒くらいで巻き始める、中層を狙いたいなら5,6秒で巻き始める、というようにすれば、狙うタナを使い分けられるわけです。

もっと言えば、投げる度にカウントを1秒ずつ変えていけばさらに細かくタナを狙うことができます。

いろんなタナを探ってみて、もしアタリがあった場合は同じタナを重点的に狙うようにしましょう。

メタルジグの動きをイメージする

狙うタナがわかるようになったら、次はメタルジグの動き方を意識して見ましょう。

メタルジグは基本的に金属の塊なので、ワームのようにリアルな動きをしてくれるわけではありません。

ですので、魚に本物だと思わせるための動かし方も知っておくと釣果UPにつながります。

メタルジグを使う上で覚えておきたいアクション

メタルジグの動きに変化をつけて、魚に本物だと思わせることを、メタルジグに「アクションをつける」と言います。

数あるアクションのなかでも、特に覚えておいたほうがいいアクションを紹介しておきますね。

リフト&フォール

ジギングでの基本になります。

巻き上げて、落として、を繰り返すアクションです。

巻き上げ方は、竿を大きく立てながらラインを巻き取ってもいいですし、竿を一定に保ったままでも構いません。

大事なのは、底に沈むように泳ぐ魚の動きを再現すること。

魚は、底に沈むように泳いでいく魚に反応しやすい性格をもっています。

ジグを鎮めている間にバクっ!と食ってくることも少なくないですよ。

ワンピッチジャーク

よく「しゃくる」って呼ばれる方法ですね。

竿先を5~60センチ引っ張って、リールを一回転分巻く、を繰り返すアクションです。

繰り返すスピードはその時々で調整します。

このアクションを入れることで水中のメタルジグは、シュッシュッシュッと、小刻みな進みかたになります。

このような不規則な動きをすることで、近くの魚にアピール、そして偽物だとバレにくくできます。

ストップ&ゴー

言葉通り、巻いたり、止めたりを繰り返します。

具体的には、ラインを5~6回巻き取って、2,3秒止める、といった感じですね。

魚は水中で思ったより早く泳いでいて、捕食時のスピードはかなりのものです。

ですが、それでも追いつけなかったり、食い損ねたりすることもあるので、わざと食べやすいように間を作ってあげる方法がこのストップ&ゴーです。

ただ巻き

いろんな方法を紹介してきましたが、ただ巻いてくるだけのアクションでも意外と釣れたりします。

しかも最近のメタルジグはよくできているのでアクションが必要ないくらいのものもあります。

メタルジグのアクションの入れ方として、ただ巻きで様子を見て、反応がなければ他のアクション入れていく、というようにするといいと思います。

初心者にはミノーもオススメ



最近では、ジグは万能だからと初心者のうちからジグばかり使うひとも多いと思いますが、個人的にはミノーもオススメです。

ミノーであれば、ただ巻きでもリアルな魚の動きを再現してくれるので釣れやすく、扱いやすいです。

ミノーがよくわからないという方はこちらのページを参考にして見てください。
参考ページ:ミノーとは【初心者のための釣り用語解説】

水面に浮く、フローティングタイプを使えば根掛かりとも縁がないですし。

かくいう僕も、最初の頃はメタルジグばかり使っていたんですが全然釣れてませんでした。

使い慣れないうちは根がかりも多いですし、動きのパターンや水深を気にしたりと難しかったです。

途中からは、ミノーやワームを取り入れてローテーションすることでかなり釣果アップできました。

ですのでもし、あなたが現在ジグしか使っていないならジギングにこだわり過ぎず、他のルアーを使うこともありだと思います。

ジギングで釣れないから、という理由で釣り自体に飽きてしまったらもったいないです。

メタルジグを使いたい!初心者の方には「マキッパ」がオススメ


メタルジグで釣果がでない…というひとにオススメのジグがあります。

それが、メガバスから出ている「マキッパ」。

「マキッパ」はただ巻くだけで釣れます。

割となんでも釣れてくれる優秀なジグですので、メタルジグでなんとか一匹あげたい!というひとも、釣果を伸ばしたい!というひともぜひ使っていてほしいです。

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