こんにちは!うたです。
釣りをしていると初心者にはわかりづらい用語がたくさん出て来ますよね。
調べても、さらに新しい用語が出て来て余計混乱してしまう…
こんなことがないように、このブログでは初心者にもわかりやすい用語解説を行なっていきます。
今回は根掛かりとはなにかを詳しくわかりやすくご紹介します。
根掛かりとは?

根掛かりとは、海や川の中にある、岩や海藻などの障害物に針が引っかかってしまい、ビクとも動かない状態になってしまうことです。
海釣りにせよ、川釣りにせよ、釣りをする上でこの根掛かりは避けては通れません。
根掛かりをしてしまうと、仕掛けやライン(釣り糸)をロストしてしてしまいます。
また仕掛けを作る手間もかかってしまいます。
ポイントによっては根掛かりが起こりやすい場所もあるので、何度も根掛かりを起こしてしまうとうんざりしてしまいますよね。
環境汚染や他の動物の迷惑にも…
また、根掛かりをして仕掛けやラインが切れてしまうと、水中にはロストした仕掛けや糸がそのまま残ることになります。
そうすると環境汚染になるのはもちろん、誤って釣り針を魚が食べてしまったり、野鳥が仕掛けの糸に引っかかってしまう、などのトラブルも起こり得ます。
根掛かりをしてしまうことを完全に避けることは難しいですが、知っておくことで根掛かりから仕掛けを回収しやすくすることはできます。
根掛かりの外し方については、下記のページで詳しくご紹介しているので合わせて参考にして見てくださいね。
根掛かりポイントは釣れやすい
ここまで読んだ方には根掛かりについて良いイメージが全く湧かないと思いますが、根掛かりするのは悪いことばかりではありません。
魚は岩やテトラポッドの隙間や、海藻の中など、根掛かりの原因となる障害物周りにいることが多いです。
ですので釣り方は多少変えた方が良いですが、魚を釣る上で絶好のポイントになるんです。
根掛かりポイントでのオススメの釣り方

根掛かりをするポイントを見つけたら、その付近にはほとんどの場合魚が居着いています。
じゃあどうやってその魚を釣るか?
それを考えながら釣りをしていくのも釣りの楽しみの一つですが、今回はある程度基本的な対処法をいくつか紹介しておきます。
餌釣り編
1.ウキ仕掛けに変更する
オモリをつけて底まで落とす釣り方だとどうしても根掛かりしやすいので、餌釣りの場合はウキ仕掛けに変更して見ましょう。
ウキ仕掛けは、仕掛けの深さを自分で決められるので何度かトライアンドエラーを繰り返してギリギリ障害物に引っかからない高さに調整しましょう。
そうしたら、障害物の隙間に潜んでいた魚が餌につられてひょっこり顔を出すはずです。
2.餌で針を完全に隠す
もしウキ仕掛けを持っていないときは、餌をつけるときに針を完全に覆うようにつけるだけでも根掛かりを軽減することができます。
ただし、テトラポッドがゴロゴロ転がっていたり、海藻がかなり生い茂っているポイントなどでは効果が薄いです。
あまりにも障害物が多い場所は避けた方が良いでしょう。
もし、障害物が途中で途切れている場所だと、障害物が途切れているギリギリのところに仕掛けを投げ込むのも効果的ですよ。
ルアー釣り編
1.フローティングタイプのルアーを使う
根掛かりが多いところでは、ホッパーやフローティングミノーなど、表層に浮いてくれるルアーを使いましょう。
根掛かりポイントに潜んだ肴が、表層に浮いている魚を狙って食いついてくることが多いです。
2.ワームを使う
ワームは、基本的に針は上向きについているものが多いです。
ですので、他のルアーと違い根掛かりしにくい形状になっています。
さらに針先を完全に隠してしまえるものもあるので、そういったタイプを使えばさらに根掛かりを軽減できますよ!
ワームは硬いルアーと違って柔らかく、水中ではプルプルと体をゆらしてまるで本物の魚のような動きをします。
ですので魚の食いつきもよく、根掛かりポイントに限らずオススメのルアーですよ!