こんにちは!うたです。
釣りをしていると初心者にはわかりづらい用語がたくさん出て来ますよね。
調べても、さらに新しい用語が出て来て余計混乱してしまう…
こんなことがないように、このブログでは初心者にもわかりやすい用語解説を行なっていきます。
今回は高切れとは?高切れの原因、対処法について詳しくご紹介していきます。

高切れとは【初心者にもわかりやすい用語解説】
「高切れ」とは、仕掛けをキャストしたときや、魚がかかったとき、根掛かりしたときに、竿を先端付近から糸が切れてしまうことです。
ちょい投げで15g以上の重めのオモリを投げたときや、根掛かりした時にたまになりませんか?
よく高切れを起こしてしまう…と言う人はもしかしたら原因があるかもしれません。
高切れの原因
高切れの原因として考えられることはいくつかあります。
一つずつ説明していきますね。
1.ガイドに傷がついている
まず一番の原因はこれが多いと思います。
ガイドとは、竿についているラインを通すための輪っかです。
目に見える傷はもちろん、よーく見ないとわからないくらいの傷が入っているときもあります。
そういうときは、ガイドを交換修理することができるので近くの釣具屋さんかメーカーに相談して見ましょう。
慣れが必要ですが、ガイドを単体で売っているところもあるので、自分で交換することもできますよ。
2.ラインが擦れている・経年劣化している
ラインが擦れるのは先ほどあげたガイドの傷が原因のこともありますが、仕掛けを海に投げ込んだ時に岩や堤防のフチで擦れている場合もあります。
おもに、PEラインで起こることが多いです。もちろんナイロンやエステルラインでも起こりますよ。
ラインも他の道具と同様、年数が経つごとに劣化していきます。
特に、海釣りの場合は潮風を浴びて劣化も早いので時々、ラインの状態を確認してあげると良いです。
表面が毛羽立っている際には、リールのラインを巻き替えることも検討しましょう。
3.ハリス・ショックリーダーの強度が強すぎる
3つ目に、道糸の先端に結び、緩衝や仕掛けを見えにくくするハリスやショックリーダーの強度が強すぎることが考えられます。
ルアーだとショックリーダーは必須ですし、餌釣りをする場合でも仕掛けを購入すると針と糸を結んだセットになっているものが大半ですよね。
その糸がリールに巻いてある道糸よりも強度が強いと、引っ張った時に強度の弱い道糸の部分が切れることがあります。
ですので基本的には、ハリスやショックリーダーは道糸よりも強度の弱いものを選ぶようにしましょう。
4.竿を立てすぎている
魚をかけている場合だと、魚がグンっと引いた時に切れないように竿のしなりを利用するため竿を立てる必要があります。
でも、根掛かりをしてしまった時などに竿を立てて引っ張ると逆効果になることがあります。
なぜかと言うと、竿を立てることによって竿先端のガイド部分の糸が直角になるので負荷が一番大きくなってしまいます。
その状態で引っ張ると、当然、一番負荷の大きい竿先端のガイド付近で糸が切れる確率が高くなってしまうわけです。
根掛かりした時は、ある程度いろんな方向に竿を向けて引っ張って見て、それでも外れないときは、仕掛けのある方向に竿をまっすぐ向けて、ドラグを閉めて引っ張ることをオススメします。
高切れを繰り返すとお金がかかる
高切れを繰り返して起こしていると、次第にリールに巻いたラインが短くなってしまい、ラインを巻き換えるハメになってしまいます。
経年劣化や擦れで替え時ならいいですが、まだ比較的あたらしい時に巻き換え…てなったら嫌ですよね。
ラインも安いものを選んでも1000円前後してしまいますし、余計な手間もかかってしまいます。
ですので余計な出費を減らすためにも、高切れが多いひとは自分の釣りスタイルを見直してみるのもいいと思いますよ!