こんにちは!うたです。
釣りをしていると初心者にはわかりづらい用語がたくさん出て来ますよね。
調べても、さらに新しい用語が出て来て余計混乱してしまう…
こんなことがないように、このブログでは初心者でもわかりやすい丁寧な用語解説を行なっています。
今回はナブラとは?そして3つのナブラ攻略法について書いていきます!
ナブラを狙い打ち!釣り用語のナブラとは?
ナブラとは、大きな魚(フィッシュイーター)に追われた小魚(ベイト)が水面で逃げ惑う現象のことです。
釣りをしている時に水面がバシャバシャと動くのを見たことがありませんか?
それがナブラです。youtubeにナブラの様子がわかりやすい動画があったので載せておきます。1:20〜を見てみてください!
語源は魚群
ナブラの語源は漁師言葉の魚群(なむら)から転じています。
魚群だと少し意味が違いますが、少しずつ意味が変わっていったようですね。
ちなみにナブラの使い方は、
ナブラが立つ
ナブラが起こる
このような言い方をします。
単にナブラだ!と言うときもありますね。ナブラが立つとほとんどの釣り人はテンションが爆上げします(笑)
ナブラが立っているのに釣れない!

ナブラが立っているところにルアーを投げ込んでいるのに全く釣れない…
こんな経験があるひとは珍しくないです。
僕もはじめてナブラを目撃したときには、必死にルアーを投げ込むものの、30分たっても1匹も釣れず…。
最後に釣れたと思ったら、ベイトのコノシロがスレがかりしただけ、と残念な結果に終わったことがあります。
ナブラを攻略するためのコツを実践してからは大きく釣果が変わったので、僕がいつも気をつけているナブラの攻略法をご紹介します!
絶対知っておきたい!ナブラの攻略法
ナブラ立ったときに釣れる確率を少しでもあげたい!そう思う人に実践してもらいたいことがいくつかあります。
ナブラのことをよく理解して、いまから書くことを実践すれば釣果UPにつながりますよ!
①ナブラの真上に着水させない
まず1つ目にナブラの上にルアーを着水させないこと!
ナブラは青物などのフィッシュイーターに追われたベイトが水面でバシャバシャ逃げ惑う現象なので、真上からルアーが落ちてきたらそのベイトたちもルアーを避けてしまいます。
そうなると逃げ惑うベイトをねらうフィッシュイーターにも警戒されてしまうので釣れずらくなります…。
ナブラを狙うときは、ナブラが起きている範囲の1m以上奥に投げてナブラを通るようにルアーを引いてくるのがベストです!
②表層から1m下を狙う

ナブラが起こっているときのフィッシュイーターは、水面のベイトを見上げるようにして猪突猛進、ものすごい勢いで食いあげてきます。
水面すれすれにルアーを通しても食ってくるときはありますが、水面近くは他のベイトもたくさんいるので食われる確率があまり高くありません。
そもそもベイトとなる小魚はフィッシュイーターに狙われにくいように大きな群れを作って行動しています。
そんな中で真っ先にフィッシュイーターの餌食になるのは群れからはぐれてしまった魚です。
ですのでナブラを狙うときは水深1m前後を狙って、群れからはぐれてしまった魚を演出しましょう!
その時のルアーは、メタルジグやバイブレーション、サスペンドタイプのミノーが使いやすいですよ。
近場でナブラが立っていて飛距離を必要としないのであれば、リップのついたフローティングミノーを早巻きで使うのもアリだと思います!
③マッチザベイトを狙う
ひとくちにナブラといっても、ターゲットとなるフィッシュイーターの種類、逃げ惑うベイトの種類は様々です。
いくらナブラの中にルアーを通していても、ベイトと全くあっていないルアーを使っていたらなかなか釣れません…。
ベイトはイワシなのか?コノシロなのか?それともボラ?
ナブラが目の前で起きているときは目視で確認できるときもありますが、大抵は目視以外の手段で判断することがほとんどです。
近くにサビキ釣りをやっている人がいれば、サビキで釣れている魚を参考にしたり、ルアーにベイトがスレがかりしてくることもありますね。
ただ、ベイトを判断する材料が全くないときは1つ1つ試してみるしかありません。
その漁港で釣れてる魚や、季節的に釣れやすい魚を想像してルアーをローテーションしていきます。
ナブラが立ったときは同じルアーを手返しよく何度も投げたくなりますが、そこは冷静に。
ルアーローテーションを繰り返しながら、反応がいいルアーを見つけましょう!
マッチザベイト、ベイトにあっているルアーを見つけることができれば一気に釣れはじめますよ!