
INDEX
釣り方別に必要な道具をまとめました!初めての方はこれだけ用意しましょう
このページでは海釣り初心者の方に向けて、初心者にオススメの釣り方別に「最低限必要な道具」「道具の選び方」「釣り方のコツ」を写真、イラスト付きでわかりやすく解説しています。
それぞれ釣りの特徴も簡単に書いてありますので参考にしてみてください。
このサイトをみていただければ、初めて釣りに行く上で用意するものと釣りの仕方が具体的にわかります。家族で気軽にできる釣りも紹介しています。
それぞれ項目を分けていますので目次をご活用ください。
【サビキ釣り】一番手軽で釣果も期待大!

一番メジャーで釣りを始めるのに最適な釣りは【サビキ釣り】です!手軽に始められる上に、初心者でも釣果を期待できるため人気があります。
その手軽さから、ファミリーフィッシングの定番になっていますね。
サビキ釣りと侮ることなかれ。釣りの中で一番多くの魚種に出会えて、時には思わぬ大物と巡り合うこともある釣りなんです。
【必要な道具一式】
- 竿
- リール
- 仕掛け
- サルカン
- サビキカゴ
- オモリ(5号前後)
- サビキ仕掛け
- 餌(アミコマセ)
- ラインカッター(ハサミでもOK!)
竿、リール
竿やリールは安いものでいいですよ。リールを選ぶ時には汎用性の高いナイロンの糸があらかじめ巻いてあるものを選びましょう。最近ではサビキ用にセットになっているものもあるのでそれでも大丈夫です。
仕掛け、餌
仕掛けの「サルカン」は聞きなれない言葉かもしれません。サルカンとは下の写真のもので、糸と糸をつなぐための小さい道具です。まずは写真上のスナップ付きの物をオススメします。

仕掛けは下のイラストの通りです。

ちなみにオモリの〜号というのは1号=3.75gで、5号だと18.75g。だいたい20gくらいですね。
サビキの仕掛けは、針がついた仕掛けから、カゴ、オモリまでセットのものが釣具屋で売ってありますよ。餌はチューブタイプのアミ姫という商品がオススメです。匂いもブルーベリーなので匂い移りも気になりません。
一点、糸にサルカンをつける時の結び方はコツが入ります。友達やご家族の前で恥をかかないようにこっそり練習しておきましょう。なれたら簡単です。わかりやすい動画がyoutubeにあったのでリンクを貼っておきます。
ラインカッター
これは工作用ハサミでも大丈夫です。サルカンに糸を結んだ時の余った部分を切るだけです。小さいハサミがあると便利ですね。
【サビキ釣り】の釣り方
サビキ釣りの釣り方は簡単で、基本的には竿を上下させるだけです。なぜ上下させるのかというと、
サビキの針(小さいエビの疑似餌のようになっています)を波に漂う餌だと認識させるため、あとは餌(アミコマセ)の入ったカゴを上下に揺らしてカゴの中の餌を外に出すためです。
ですので、コツは波の動きを意識してゆっくり上下に動かすことですね。あとは餌が入っているか頻繁にチェックすること。
サビキは仕掛けを海に入れた途端に群がって来ることもありますが、餌がなくなると途端に蜘蛛の巣を散らしたように去っていきます。餌を小まめに補充することで、魚をキープでき、釣果もアップしますよ。
【ちょい投げ釣り】のんびり待つのが楽しい!

【ちょい投げ釣り】もサビキと同じくポピュラーな釣り方です。仕掛け自体はサビキよりも簡単。
ちょい投げ釣りは餌釣りなので、釣り餌のイソメ(ミミズのような餌)が苦手な方には敬遠されがちですが、餌は市販のサバやイカの切り身でも釣れるんですよ。今はシリコンで出来たイソメそっくりの疑似餌なんかもあります。
餌をつけて投げて待つ。のんびりするのが好きな方にオススメの釣り方です。
【必要な道具一式】
- 竿
- リール
- 仕掛け
- サルカン
- オモリ(ジェット天秤がオススメ!)
- 釣りたい魚用の仕掛け
- 餌(イソメorサバやイカの切り身)
- ラインカッター(ハサミでもOK!)
竿、リール
サビキと同じく、竿やリールは安いもので大丈夫ですよ。もしサビキをしたことがある方は、サビキと同じ竿とリールで構いません。
仕掛け
仕掛けは針とオモリだけでもいいのですが、針を結ぶのは少しコツがいるのと、針の選び方も最初は難しいので、最初は「ちょい投げ用」の糸と針がセットになったものを選びましょう。「キス釣り用」「イシモチ用」の仕掛けなんかもいいですね。

仕掛けのイメージは上のイラストを参考にしてください。
あとはサビキの項目でお伝えしたサルカンの結びができれば簡単に仕掛けを作ることができます。オモリはサビキと同じオモリを使ってもいいですが、オススメなのは「ジェット天秤」というオモリです。下の写真のようなものですね。

このオモリは、オモリが海底の岩や海藻に引っかかる、いわゆる「根掛かり」がしにくいです。釣りに行っても、根がかってばかりだと釣りを楽しめませんから余裕があれば買っておきましょう。重さは12号がちょうどいいと思います。風が強い日はもう少し重めでもいいでしょう。
ジェット天秤を使う場合は、オモリの竿側にもともとサルカンがついていますので、そこに糸を結べばOKです。ただ、サビキの紹介の時にあげたフック付きのサルカンを使っておくとサビキ等に仕掛けを変える場合にスムーズですのでオススメです。
餌
餌についてですが、一般的に使われるのは「アオイソメ」と言われる虫餌です。

この餌は苦手な方が多いですよね。女性のかたは特に多いと思います。ですので虫餌が苦手な方は市販のサバやイカでも釣れますよ。細長くカットして針にチョンっとつけてください。
意外と釣果がいいんです。サバやイカの切り身はベテランの方でも使ったりしますし、釣具屋さんにも売ってあるので信頼度は高いです。
ラインカッター

ハサミでも大丈夫です。できるだけ小さいものが使いやすいですよ。
【ちょい投げ釣り】の釣り方
ちょい投げ釣りは、言葉の通り少し投げて待つだけ。
【投げる手順】
①ベール(リールについたワッカ)を上げる
↓
②糸を人差し指に引っ掛ける
↓
③後ろに軽く振りかぶる(130°くらい)
↓
④遠心力を感じながら前に投げる
と行った感じです。そんなに遠くまで飛ばす必要はないです。近場にも魚はいます。
コツは、サビキと同じく餌がついているか小まめにチェックすること、海底の大きな岩など(障害物)が見えている場合は岩(障害物)の側に落とすこと。
障害物の周りは魚が隠れていることが多いので釣れやすいです。あと、魚は群れで泳ぐことが多いので、一度釣れた場所でなんども釣れることも多いですよ。
一点注意点として、投げ釣りの場合は投げる時に後ろに人がいないことを十分に確認して投げるようにしましょう。
魚を持って帰るならこれも用意しよう!
自分で魚を釣ったら、せっかくだから持ち帰って食べてみたい!と思う方も多いはず。釣りたての魚はとにかく新鮮で美味しいのですよ。
【必要な道具一式】
- クーラーボックス
- 氷
- ビニール袋
- 水汲みバケツ
- (あれば便利)魚用ナイフ
クーラーボックス

クーラーボックスは言わずもがなですね。クーラーボックスはハードでもソフトでもいいですよ。ただ、真夏の日中であればソフトだと保冷力が足りない場合があります。
保冷力、収納力、コスパに優れたソフトクーラーボックスをこちらの記事で紹介していますのできになる方は参考にしてみてください。
持っておいて損はなし!サーモスのソフトクーラーがオススメ【釣り・キャンプ好きは買い】
持ち帰る魚はジップロックなどのビニールの袋に入れたほうがいいですよ。匂い移りが軽減できます。
水汲みバケツ
水汲みバケツはあった方がいいです。釣った魚を洗うときも、一時的に生かしておくのにも使えるので便利ですよ。海面の水を汲めるように長いヒモがついているものがいいです。参考になる商品リンクを貼っておきます。
![]() | 価格:1,265円 |

魚用ナイフ

最後に、小型ナイフがあるといいです。何に使うかというと魚を締める(血抜き)時に使います。
海魚は海水の中以外だと長くは生きられません。そして死んでしまった魚はどんどん鮮度が下がります。せっかく釣りたてで新鮮な魚なんですから美味しい状態のまま持ち帰りたいですよね。
魚を締めることによって鮮度の劣化をかなり抑えられます。締めているのといないのでは、どんな人でも食べれば一発でわかるくらい味が変わります。
魚の締め方は魚種によって違うのですが、ネットで釣れた魚を調べれば出てきますよ。もし釣った魚がわからない場合は近くの人に聞いてみましょう。大半の釣り人は親切に教えてくれます。
もし人がいなければ、魚の種類を写真で解析してくれる「LINNE LENS」(リンネレンズ)という無料スマホアプリもありますよ。
釣りに行く時の服はこれを気をつけよう!便利の小物も
最後に服装に関してですが、魚釣りは大なり小なり服が汚れます。まずは汚れても困らない服装を用意しましょう。コマセなどの餌や魚の汚れが服についたり、針をひっかけて小さい穴が開くこともあります。
動きやすさも大事です。動きにくい服装だと釣りの糸に足を引っ掛けることがあったり、釣り場によっては足場が悪い時もあります。靴はスニーカーでも大丈夫ですよ。
帽子は着用するようにしましょう。暑くない日でも、日差しの下に動かずに入れば熱中症のリスクがあります。水分補給も忘れずに。
あると便利な小物
まずはタオル、そしてウエットティシュです。タオルは手拭き用・汗拭き用と用途を分けて持っていきましょう。
ウェットティッシュはかなり使えます。竿も使ったあとそのまま放っておくと臭くなったりサビたりします。できれば釣りを終えたあとはウェットテッシュで拭いた方がいいです。
夏であれば日焼けどめ、虫除けスプレーは必須です。日焼け対策をしないと1日で真っ黒になります。
必需品ではありませんが、キャンプで使うような折りたたみ椅子があると快適に釣りを楽しめますよ。持っていれば持っていくことも検討してみてください。
【服装・小物まとめ】
- 汚れてもいい服装(動きやすい)
- 動きやすい靴(スニーカーなど)
- 帽子
- 飲み物
- タオル(手拭き・汗拭き)
- ウェットティッシュ
- <あると便利>
- 折りたたみ椅子
- 夏は必須
- 日焼け止め
- 虫除けスプレー
しっかりと準備をすませて釣りに出かけよう!
せっかく釣りに行ったのにあれがない、これがない、だとせっかくの釣りも楽しめないですよね。今回は最低限これだけあれば困らないであろう道具をご紹介しました。
みなさん、釣りに行く時はしっかり準備をしていっぱい楽しんでくださいね。